みやざわ小児科 Information

最 新 情 報 (08/11/7)

☆今流行っている病気     
★ウィルス性細気管支炎(主にRSウィルス感染による喘鳴ヒューヒュー、ゼーゼーを伴う夜間の咳き込み)、 水ぼうそう、ウィルス性胃腸炎(嘔吐、下痢)などが目立ってきています。(11月7日) 
☆MRワクチンをすませたら水ぼうそう(水痘)ワクチンをしましょう!

★インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチン接種を開始しました。
小学6年生以下は12月中旬までに2回接種をお薦めします。
接種間隔は3週間ぐらいが適しています。
★クシャミ、咳の出ている人は人の集まる場所では必ずマスクをしましょう!
のど(鼻咽喉)の炎症や気管支炎に罹ると「咳」「くしゃみ」が出てしまいます。いずれも気道の刺激物を外に排除しようとする反応ですから咽喉の粘液、気管支や肺からの痰が外に飛び出してきます。当然、その中にはウイルスや細菌が含まれています。一瞬に広い範囲に飛び散り、細かい粒子状態でゆっくり漂うのです。
日本人は割合に平気で気楽に「咳」「くしゃみ」しているように思えます。
マスクをつけたり厚手のハンカチで口鼻をしっかり押さえてください。突然の咳には手をまるくして口に当てるか袖や袂で口を覆うようにします。「くしゃみ」は低くしゃがみこみ下を向いてして下さい。
子どもの時に身につけさせたいマナーだと考えます。
★予防接種と予防接種健康被害救済制度について  

 予防接種により極めてまれに脳炎や神経障害などの重い副反応(健康被害)が生じることがあります。
これを厚生労働大臣が予防接種と関係があると認定したとき、予防接種法に基づく健康被害救済制度が適用されます。

 予防接種法に基づく予防接種[BCG・DPT・ポリオ・麻しん風しん・日本脳炎]が該当します。最近になり厚生労働省は健康被害救済制度の適用にあたり、これまで問題にしていなかった接種間隔を取り上げてきました。DPT(ジフテリア百日咳破傷風)接種間隔が3週間から8週間をはずれた場合は、この救済制度にあてはまらないと決めたのです。

 この接種間隔からはずれて起こった事に対しては、全ての医薬品(ワクチンも含まれる)にあてはまる医薬品被害救済制度に基づく救済が適用されます。このことは今後、他のワクチン接種にも広がってゆきます。保護者の皆さんは、DPT標準接種間隔内に接種を受けるよう努力して下さい。接種料金は従来どおり公費負担であることには変わりません。
★鉛が含まれているアクセサリー・玩具・子供用文具等の健康被害の発生予防について  

 血中の鉛濃度が異常に高くなると知能や行動などの神経発達に有害影響を及ぼす事が判明してきました。
ことに72ヶ月未満の乳幼児には有害事象が起こりやすい事が明らかになりつつあります。
米国の4歳児の重篤な健康被害例が報告されています。脳障害で死亡したこの児の鉛血中濃度は異常高値でした。死後の解剖により胃からハート型の飾りが取り出されています。これは児の友達の靴の飾りと判明しましたが、母親は子どもが誤飲したことに気づいていませんでした。

 米玩具店トイザラスは中国製のクレヨンや色絵の具などが入った絵画用具セットから規定量を超える鉛が検出されたため大規模回収に踏み切りました。「スポンジ・ボブ」のキャラクターを印刷した子供用アドレス帳、日記帳、「きかんしゃトーマス」の絵をあしらったコマ、玩具のアクセサリーなどの塗装部から鉛が検出されました。

国内においても鉛を含有する金属製アクセサリーが製造・販売されている事が改めて確認されています。

★乳幼児のウイルス性気管支炎    

突然の発熱をもって発症します。数日後には咳が出始め、たちまち咳き込んできます。
RSウイルス感染によるものが多いと思われます。乳幼児は毛細気管支炎に進みやすく、夜間に咳き込み激しく呼吸困難に陥ります。しばしば酸素投与などの入院治療が必要になることもあります。咳症状は数週間と長引き乳幼児気管支喘息になってしまう場合もあります。治療が中途半端にならないようにしましょう。

★乳幼児の冬場の乾燥肌    

生後2ヶ月頃から皮膚の皮脂量が急激に少なくなり乾燥してきます。
乾燥肌はトラブルを起こし易いので、カサカサ肌のスキンケア・保湿が大切です。
保湿剤にはローションやクリームタイプなどがありますが、冬場にはクリームタイプが適しています。

キュレルCurel(花王)      ベビーセバメドbaby sebamed(ロート製薬)
デクトンベビー(デクトン)    ヒルドイド゙(保栄)

湿疹や皮膚炎部位には治療用外用薬を使用しなければなりません。



◆予防接種を受けるための注意点
☆BCG(結核予防ワクチン)
生後満3ヶ月から6ヶ月までに受けます。6ヶ月を過ぎても未接種(ワクチン接種を受けていない)でしたら小児科主治医に相談してください。受けられなかった理由などを小児科専門医が検討し、接種の必要があると判断されれば満1歳までに公費(豊橋市)で受けることが出来ます。 この他の場合は自費負担になりますが、何時でも受けられます。
☆MRワクチン(麻しん、風しん)
1期、2期の2回接種です。
1期(生後12ヶ月から24ヶ月未満)、
2期(満5歳を過ぎた4月1日から7歳未満の3月31日まで)
☆日本脳炎ワクチン
ウイルス感染後やワクチン接種後に、稀に脳脊髄炎(ADEM)を発生することがあります。
この中に日本脳炎ワクチンとの因果関係(副作用)が否定できない症例があるので、暫く「定期接種を勧めない」との勧告が出されました。
しかし、中止したのではありませんから接種年齢であって希望すれば従来通りに公費で受けられます。
現在、接種は主治医や小児科専門医からの説明を理解し同意したうえで行われます。
日本脳炎ワクチンの副作用としてのADEMは、70〜200万回のせっしゅに1回程度の極めて稀な発生と考えられています。
☆水痘(水ぼうそう)ワクチン・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)ワクチン
任意で受けられるワクチンです。
高校生や成人でも罹った人がいますが、症状は重く水泡処置が必要ですから入院加療となりました。
MRワクチン接種が済みましたら、続いてこのワクチンを受けましょう。
厄介な皮膚水泡の処置を必要とする水ぼうそうのワクチンから先にから受けることを勧めています。
ワクチンを受けていれば感染を受けても発病しないか軽くて済みます。

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